
錬金術 言葉篇
なぜ言葉にするのか?
という素朴で大きな疑問。
村松恒平さんによって進行される質疑応答形式が
この難題をわかりやすく噛み砕く。
多様な人々からの質問は、どれも切実なものばかりだ。
特に本書が冴えるのは下記のような人々だろう。
* 文筆業で生きてゆきたい
* ライターをしているが色々迷っている
* 小説家になれるかどうか正直不安だ
欲望から発せられる"書くエネルギー"
それは自分を助けるだけでなく、人を癒すこともあるという。
肝をまとめると、こんな具合だ。
* 観察と行動
* 思考をカタチにする言葉の機能
* 忘れていた、"書く"という行為
* 自分自身のココロも観察対象にする
* 書くコトの責任と無責任加減
* 熱く語った後は、心を残さない
文筆の概念や心構えだけではなく、
文章術の先生という大上段からではなく、
言葉という限定された表現方法と、日々格闘し、
悩んでいる人々へアドバイスが送られる。
村松恒平さん自身が直面し、くぐり抜けてきたからこそ、
その助言には現実味があり、解決策としての安心感があるのだろう。
書き記すという行為の骨子となる、独自の意志。
少しだけ忘れていた、
あるいは関係性が途切れていたことに気づかせてくれる。
これは読まねば
質問とそれに対する著者の答え。質問は、かなりの読者に共感がもてるもののみが集められていて、目から何度うろこがおちるか分からなかったです。文章作法より、気構えやメンタルな部分をかなり網羅しているので、他の文章読本とはかなり、違った印象を受けるはずです。浩瀚だけれど、文章を書こうと考えている人には、一気に読みきることが出来るのではないかと思います。とにかく!文章を書こうと考えていて、うまく行かずに悩んでいる人は、一度読んでみてください。かなり吹っ切れると思いますよ。
文章は平易で読みやすく、それでいて中身は濃い!
本文は、メルマガ読者からの質問とそれに対する著者の答えという形式で
構成されています。
(内容は純粋な文章作法だけでなく、広く文章に関係することです)
初心者が読めば「文ってこうやって書くんだ~」、中級者が読めば
「だから自分はダメなんだ~(涙)」と勉強になること請け合いです。
広報誌を書いている方へのアドバイスもあったりと、作家志望者だけでなく
すべての文章を書く人々にとってのバイブルになりうると思いました。<p>すばらしい本で、文句なしにお勧めだと思います。
が、届いて一気に読んでしまいました!とはいきませんでした。
厚さが3cmくらいあったので。
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