音楽家 商品
音楽家とは曲を作ったり演奏したりする人のことを言います。多くは演奏者と製作者に別れますが、2つを兼任する場合もあります。しかし、現在においては音楽家という言葉は非常に広い意味を持ち、歌うことしかしなくても「音楽家」、実際に作曲したわけでも歌うわけでもなく、作品をプロデュースしただけでも「音楽家」と呼ぶ例もあります。いわばこの「音楽家」という言葉は、音楽に携わっていて本人が音楽家であると自称すれば誰でも音楽家となりうる可能性があるのです。しかし、それはあくまで個人の自由の範疇の中であり、音楽家として仕事をしていくためには音楽の豊富な知識が必要とされます。

"歌"が編み出す、切ない"天使"の物語。

「天使」をキーワードに、主人公クラビス(デフォルト名。変更可)とヒロイン達の物語が展開されていきます。<p>キャラデザインはイラストレーターの成瀬ちさとさん。どのキャラクターにも、明るく、そして悲しい表情がありますが、持ち前の温かいタッチでそれらを見事に表現しています。シナリオや、キャラクターボイスも、とても名の売れた方々が手がけていて、その豪華さには圧倒されるほどです。<p>シナリオには、シリアス・コミカルな要素がたくさん盛り込まれているので、普通のアドベンチャーゲームとしても十分楽しめますが、このゲームの大きな特徴として、キーボードを"フォルテール"という楽器に見立て、曲に合わせて"演奏"をおこなうというモードがあります。キーボードの8つのキーを使うので、「タッチタイピング」を覚えるための基礎練習をすることも可能です(上級者は、30個のキーを使う"HARDモード"でもプレイできます)。曲も、いわゆる"癒し系"のものが多く、聴いているだけでも十分楽しめます。<p>色々と優れた要素が多いゲームですが、あえて残念なことを挙げるならば、物語の"カギ"である「天使の羽」というものについての説明・解釈が、非常に曖昧で理解しづらいということでしょうか。また、イベントの数も少なめです。そして、1人のヒロインを攻略しようとする場合、他のヒロインを"放っておく"ような展開になってしまうのも、少々納得のいかないところではあります。
それでも、総合的に見てみれば決して、買って損をするようなことは無いと思いますよ。