乱発ファンタジー作品の中の掘り出し物
星の数ほどあるファンタジー映画の中で大人も退屈せずに楽しく鑑賞できる数少ない傑作。
ブラックとカワイイを絶妙に融合させているセンスが光っている。
見所は、魔法を使う度に老いて醜くなる魔女を演じるミシェル・ファイファーや、
部下の手前、野蛮で荒々しく振る舞うも、本当は紳士的で優しい海賊の船長を演じる
ロバート・デニーロ、個人的には純粋無垢なお星様を愛くるしく演じきったクレア・デインズも
評価したい。
告白の台詞
恋人と見るも良し、家族で見るも良し。ちと、現実逃避的な感じは否めないが。それでも、彼女の告白の台詞、これはちょっとすごい。ぐっときて泣いてしまった。んで、その台詞を彼女に、こういう映画のこういうシーンから、といって、自分の気持ちを重ねて伝えたら。届いたよ、ばっちり。はりぽたやライオンやゆびわじゃ共感出来なかった気持ち、この映画だったら伝わるよ、絶対。
素晴らしかったです
予告編を見て気になって、当時映画館で見ていたのですが、すごくよかったです。最近安く手に入ったのでビッグフィッシュに続いてのお気に入りです!
シュールでコミカルな世界設定、リアリティを求めるというよりも昔話の類のように感じます。民話の方がそれっぽいですかね。
ストーリーは他の方がおっしゃっているように、かなり軽快に進んでいって、見ていて飽きを感じることがありません。強いて言えば著名な短編作家の小説を読んでいるような気持ちにさせられます。
しかしファンタジーの王道タイプの話なので、もしかしたら勧善懲悪やラブストーリーを素直に見る気持ちがなかったら楽しめないかもしれませんね。
それでも随所にちりばめられている要素はとても楽しめるものです。風呂敷を広げすぎず、綺麗に畳めたなぁと思いました。
後半の若干の駆け足展開には仕方なく思いながらも、とても好きな映画の一つです。
2大俳優の演技に尽きるぜ!
「ハリー・ポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」Seriesが世界的大Hitをしてからというものの、この手のFantasy映画が
ある意味、粗製乱造、玉石混交(石ばかりだが)と言っても良いくらいに大量生産されてきた。
上の言葉通り、殆どが似たり寄ったりの煮詰まったような内容で、私的には面白いという作品にお目にかかれなかった。
で、この「Stardust」だが、殆ど予備知識なしで観たのも幸いして、久しぶりに見応えのあるFantasy映画に出くわしたというのが
正直な感想である。
この作品のどこが見応え有るのかというとReview Titleにもあるように
ロバート・デ・ニーロとミシェル・ファイファーの思いがけない役どころと、特にミシェルの鬼気迫る演技である。
デ・ニーロは空飛ぶ海賊船の船長なんだが、Characterがとんでもなく異色。
心優しくて、ある恥ずかしい趣味の持ち主で、とても海賊の首領とは思えない人物なのだ。
French Cancanの音楽に乗って、XXするSceneはとっても微笑ましい。この役柄をよく引き受けたと思ってしまう。
いつもならScreenに姿を現しただけで、ピーンと張り詰めた空気が漂うのに、この作品では和やかな雰囲気を漂わせるのである。
そしてミシェル。「エクソシスト」のリーガンと肩を並べる最凶のMake-Upは、デ・ニーロ同様、よー引き受けたなぁとの思いが湧いてくるのだが
「ヘアスプレー」といい、これといいHeel役に生き甲斐でも感じたのだろうか、いずれも好演なんだから恐れ入る。
もっとも以前から性格悪そうなImageはそこかしことあったので、適役なのかなぁとも思ってしまう。
いずれにしろ、2大俳優の演技を観ているだけでも、充分楽しめるのだが、その他にも7人兄弟のGhostだとか
主人公が3枚目だとか、新味のCharacterが私には、とっても良かったです。
但し、クレア・デインズにはちとビックリ。
繭はないし、顔はごついし、Heroineに求められる美しさが全く感じられない。
「ロミオ&ジュリエット」の頃の面影が作品を重ねる度に無くなっていくのは、どうしたものかと、心配になってきました。
いわゆるファンタジー物語へのイギリス人的挑戦
ファンタジーで「愛を証明するためにXXXをするんだ。」って良くありますよね
この映画ではスターダストを捕まえて人質にした青年がスターダストに質問されます。私を捕まえて彼女に差し出してあなたの愛を証明したら、彼女はあなたへの愛を証明するのにいったい何をしてくれるの?青年回答不能。こんな感じでストーリーは続きます。辛口です。
いわゆるファンタジーの定石を逆手にとりながらストーリーは続きます。
強欲で馬鹿で救いようの無い恋人、邪悪な王子達、もっと邪悪な王女、間抜けな魔女、口うるさくて性格の悪い星の精に駄目男の主人公。ハチャメチャな設定がラストへのカタルシスへと繋がります。ナルニア国とか指輪物語のコアなファンには不向きでしょう。逆の感想を持っている人たちには笑いが止まらないでしょう。
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